2024年2月14日付神戸新聞朝刊に「成年後見制 見直しへ」という記事が、
2月15日(木)夕方10chのニュース番組:news every.でも成年後見制度が取り上げられていました。
現行の成年後見制度では、一度後見人が決まると終了・交代が難しい部分を見直し
期間限定や交代制の仕組み導入を検討するとの事。
私の感想としては、まず期間限定には違和感を覚えました。
相続の手続きが終わったら後見が終了できる利用の仕方のように捉えました。
その後も続く判断能力が乏しい被後見人の生活にとって後見人のサポートが必要では?と思います。
一方、例えば弁護士が後見人で相続手続きが終わったら、社会福祉士に引継ぐといった
交代制。これはアリかなと思いました。
でも待てよ?
そもそも“複数後見”という制度というか仕組みがありませんでしたっけ?
さらにその複数後見人で役割が分担できる・分担されることがあって、
それは家庭裁判所によって選任される仕組みがなかったでしたっけ?(知らんけど)
これとは違う見直し案なのかなぁ。
交代制ではなく複数後見が良いと思います。
なぜなら、人様の財産を管理することは弁護士などの専門分野ですが
介護関連職の専門分野ではありません。一方、身上監護においては介護関連職が専門分野だと思うからです。
以上、子どもがいないシニア・高齢者が約9割を占めるつながり会員さんの
身元保証人として、被後見人のサポートもする立場としての感想でした。