いざという時のサポートの手厚さを、入院により実感
岡本佐智子さん
こうべつながりをどのようにして知りましたか?
おひとりさまのため、70歳になる直前に、そろそろ終活を始めないといけないと考えていました。ちょうどそのタイミングで兵庫県の広報紙「県民だよりHYOGO」にこうべつながりの広告が掲載されているのを見つけました。
終活について真剣に考え始めた時で、時期的にぴったりだったことに縁を感じたこともあり、まずは話を聞いてみようと説明会に参加しました。
こうべつながりを選んだ理由は?
説明会に2度参加して、2回目に入会を決めました。似たようなサービスは他にもいろいろありましたが、説明会の時の代表の話ぶりに大変熱意を感じ、ここであれば安心して終活をお任せできるのではないかと思ったことが一つの理由です。
もう一つは、2回目の説明会に参加した時、受付にいたスタッフの方に声を掛けていただいたのですが、直感的に波長が合うように感じました。これからいろいろとお世話になるので、相性が合いそうなスタッフの方がいることで、さらに安心感が増しました。
また、69歳という年齢もポイントでした。70歳で入会するより、60代で入会した方が月会費も若干安いですし、自分にとっては今がベストなタイミングだと感じられたため、入会を決めました。
会員になる前となった後で変化はありますか?
何よりも、安心感があります。以前、風邪をこじらせて肺炎になり、2週間入院した経験があります。その時、病院から求められて困ったのが「身元保証人」でした。その時は、職場の方にお願いしたのですが、次に入院したら、また「身元保証人」が必要になるという不安が、ずっと頭の中にありました。
初めての入院は、肺炎で2週間ほどの期間だったため、あまり大きな問題にはなりませんでしたが、職場や近隣の方に身元保証をお願いした場合、入院が長引いたり、大きな手術が必要になったりした場合、かなりご負担をかけることになるため、頼みづらいと考えていました。
その点、こうべつながりにお願いすれば、個人ではなく、法人がビジネスとして身元保証サービスを提供してくださるため、非常に安心感がありました。
「つながり会員」になれば、今後、身元保人を探す煩わしさから解放されますし、仕事としてお願いできるので、貸し借りができるといった精神的な負担も軽減されます。第三者による身元保証により、入院時などの不安が無くなったことが一番大きかったです。
今までに受けたサポートは?
入会してすぐ、「ギランバレー症候群」という大きな病気を患い、入院を余儀なくされました。それまで健康には自信があったので「万が一の時のお守り代わり」程度に考えて入会しましたが、今となっては、本当に良いタイミングで入会できて、運が良かったと思います。
入院後は何から何まで、こうべつながりにお世話になり、本当に感謝しています。まず、入院時はペンが持てず字が書けない状態で、書類を書くことすらできませんでした。また、勤務先への休職の手続きや高額医療費申請なども、すべてこうべつながりがサポートしてくださいました。
入会後、意思表示指示書の作成を行うのですが、私は入院していたため、スタッフの方が病院まで来て聞き取りをしてくださり、書類を代筆していただく形で進めました。病状のこともありましたので、まずは延命治療について、また、葬儀の希望を優先して聞いていただき、いち早くサポート体制を整えていただけたので、大変心強く感じました。
今後「こうべつながり」に望むことは?
こうべつながりの会員同士は、おひとりさまで境遇が似ているため、会員同士の交流の場をもっと広げていただきたいと思っています。
例えば、デイサービスなどに参加しても、お孫さんの話題でもちきりのため会話に入れず、結局行かなくなってしまったという話も聞きます。ですが、こうべつながりの会員同士であれば、境遇や感性、価値観が近い人が多いと思いますので、おしゃべりをしながら貼り絵をしたり、刺繍を楽しんだり、歌を歌うなど、サークルやワークショップのような活動があれば楽しいのではないかと思います。