終活でもっとも大切なことは、自分の考えを「エンディングノート」に記し、それを託す人(身元保証人)に伝えておくことです。つまり、終活とは「信託」であり、託す内容をまとめるのが「エンディングノート」です。
高齢者が遭遇する4つのもしも
入院・施設入居時の「身元保証」
救急時の「駆けつけ」
手術や延命治療など「医療同意」
逝去後の「事務手続」
このような「もしもの時」に、お願いできる人はいますか?
おひとりさまにとって最も大切なことは、「意思表示指示書」を書き、自分の意思・権利を代弁し、代行してくれる「誰か」を見つけておくことです。
意思表示指示書の作成のためのヒアリング
会員契約において最も大切なことは、入会(登録)への決断ではなく、入会後のヒアリング(意思確認)です。
入会しただけでは、会員様のことはほとんど分からない状態です。こうべつながりでは、会員様の意思を実現する代弁者となるために、ご入会後、さまざまなことをヒアリングさせていただき、今までの人生、現在の会員様、そしてこれからのことを一つずつ確認していきます。
一度にすべてを決断することは容易ではありません。入会から数か月にわたり、ゆっくりと一緒に考えていきましょう。
考えがまとまっていなくても、入会に支障はありません。会員の方の多くが、入会後のヒアリングに時間をかけています。担当者に話すことによって新たな気づきが生まれ、少しずつ、こうべつながりと会員様の信頼関係を築いてまいります。
意思表示指示書に記載する内容
(1)まずは今までのあなたについて→家系図、職歴、趣味、こだわりなど
(2)健康について→病歴、服薬、かかりつけ医など
(3)医療同意について→延命治療の有無、胃ろう等の判断
(4)葬儀について→直葬?家族葬、読経、その他要望
(5)納骨について→お墓?永代供養?散骨?その他
(6)ライフラインについて→各種お客様番号、新聞販売店など
(7)残された財産について→種別確認、各種保険類の確認など
(8)その他→家財処分、死亡通知リストなど
作成期間:平均4ヶ月〜6ヶ月
年に一度の見直し
意思表示指示書は、年に一度は見直し、更新します。
こうべつながりの会員様に書いていただく「意思表示指示書」は、自分の人生の終末について記すところはエンディングノートと同じですが、その内容を執行する「指定代理人をこうべつながりに定めている点」が一番の大きな違いです。