よくある質問

（１）65歳以上であること （２）認知症の診断書がないこと （３）兵庫県内にお住まいであること、以上の3つが条件となります。 年齢に関しては、活動の目的が高齢者支援であるためです。 認知症に関しては、つながり会員になるということは、こうべつながりと会員様が「法律行為の遂行を相手方に委託し、相手方が承諾する」、いわゆる「委任契約」を結ぶということになりますので、判断能力がなければ契約が成立しないためです。 また、24時間緊急時に駆けつける家族代わりという立場でもあるため、遠方にお住まいの会員様に対して、サービスを遂行することが難しく、兵庫県内に在住の方に限らせていただいています。

こうべつながりが規定する預託金とは、死後に会員様が支払うべき費用を指します。例えば、葬儀や納骨費用、家財処分や最期の入院代などです。 これらは本来ご自身が負担すべき費用ですが、亡くなってから支払うことはできません。そのため、意思表示指示書の打ち合わせにより、死後にかかるであろう費用を試算し、追加預託契約を交わしてお預かりして、支払いを代行いたします。 死後事務の手続きが完了した時点で残金があれば遺産となりますので、法定相続人に返金します。遺言書があれば、遺言執行者に引き渡します。

利益相反を生む可能性があるためです。本人の財産を管理し、守るべき後見人と、家族の役割を担う身元保証人が同一人物の場合、例えば、本人が入院費を支払えない状況の時に身元保証人が立て替えた場合、それを今度は後見人の立場として立て替えたお金を請求する図式になります。これを利益相反と言い、避けなければならない事態です。 つまり後見人も身元保証人になることはできません。

財産管理が必要な状態ということは、本人は後見人が必要な状況、つまり、判断能力が乏しい状況だと推察します。 一方で、こうべつながりは、あくまでも「身元保証人」と「死後事務執行人」が役割となり、後見人との利益相反をさけるべきだと考えているからです。 契約後に会員様が財産管理を必要とする状況になった時には、弁護士などが財産管理人になることを会員様にご提案しています。つまり、私たちは財産管理をしませんが、家族代わりとして会員様が安心して過ごせるように包括的に寄り添います。

こうべつながりでは、会員様を株主と捉え、毎年総会を開催し、会員様に収支状況や事業報告などを行っています。 総会では、会員様同士も顔を合わせるため、大いに話が盛り上がります。また、交流を深めるイベント等も実施しています。

財産管理、後見人就任などです。ただし、会員様が銀行に行き、預貯金を引き出す際の付き添いは可能です。 財産管理や後見人が必要な状況になった時は、弁護士などが財産管理人になることを会員様にご提案しています。

病院や施設が求める身元保証人の役割に、死亡時のご遺体引き取りという死後事務があります。こうべつながりでは、身元保証と死後事務は一体と考えています。 ご遺体を引き取っても、死後事務を受任していなければ、死後のさまざまな手続きを行うことができないと考えています。

ご夫婦での同時入会であれば、意思表示指示書作成費用と入会金が1人の費用で済みます。 なぜなら、意思表示指示書の打ち合わせが2人同時にできるため、それにかかる経費を削減できるためです。

終身一括会費の仕組みはなく、月額会費のみとなっています。原則毎月の口座振替ですが、1年間のまとめ払いは可能です。 1年のまとめ払いの場合は、振込手数料の負担が、1回で済むメリットがあります。

会員様もお元気な方が多いです。一方で、会員数を200名に制限していることもあり、いずれ必要だと感じられる方は、もしもに備えて早めに入会されるケースが多いです。 早めにご準備いただくために、会費も年齢が若い方ほど、負担を少なくしています。

任意後見予定人の状態なら、契約は可能です。契約はあくまでもご本人様との契約となります。なぜなら、入会条件があるためです。 よって、法定後見人（補助人・保佐人含む）がついている方や、任意後見契約が発動されている方は契約ができません。