つながり会員Aさんが手術を受けることに。
検査の結果説明を家族同様に身元保証人として一緒に聞き、
医師からの説明にAさんも疑問点や心配点を質問し、
医師からはメリットデメリットを併せて丁寧に答えてくれ、Aさんも納得し手術を決意。
そしてその日に手術に向けた検査前後に、
死後事務に関するエンディングノートに記した内容を改めて伝えてくれるAさん。
それだけ不安なんだと感じながらも、うんうんと聴くことしか出来ない僕…。
そして、手術前日の入院日。
病院へ向かう車中で『今日は仏滅。でも明日の手術日は大安。』など不安もあるでしょうが
前向きにいつものように明るく話すAさん。
病室に上がる前の受診待機中。
あれを聴こうこれも聴かなきゃと二人で予習。
受診時には医師からの説明に改めて納得し、いざ病室へ。
看護師が来られ持参した薬を渡したり病衣をもらったり。
そして、Aさんは病衣を一度広げて、再度丁寧にたたむ。
僕は入院誓約書の保証人欄を書いていく。
次にAさんに本人欄を書いてもらう。
その姿を見ながら励ましの言葉をかけようとしたが、声が震えそうで
また何も言えず、形式的なあいさつで病室をあとにする僕。
スポット的に支援を担う僕よりも、普段から会員さんを担当しているスタッフに頭が下がります。
僕たちのような第三者が身元保証や死後事務により家族の役割を担う、この仕事。
究極の人付き合いだと改めて感じました。そこには正しいや間違いはない。