終活において、最も大切であり大前提になるのがエンディングノート。
成年後見制度や遺言を作成するにも、エンディングノートが基本。準備という点、もしもの時という点では、エンディングノートも生命保険も、そして遺言も同じだと、僕は思います。
また、生命保険は(最近は多種多様ありますが)、原則、病気になってからは加入できません。元気なうちに加入します。遺言も似ています。元気なうち、判断能力があるうちに書きます。
因みに、遺言と遺書は字が似ていますが全くの別物です。そして遺言は、それだけでは相続が争族になる可能性も秘めています。それを避けるために付言事項がありますが、エンディングノートも効果的だと思います。ゆえにエンディングノートは終活の基本、大前提だと考えています。
僕たちが目指す社会は、地域包括ケアシステムに基づいて、住み慣れた地域で、意思が尊重される、自分らしい暮らしができる、安心した社会です。そのために基本となり得る、エンディングノートを書くことが当たり前の社会になることを目指しています。