年末年始を病院で迎えたAさん。
『今回は色んな事を忘れてゆっくり静養するわ。』それでも検査などが終わり少し落ち着いたのか、気になることがあり電話をくれる。
『弁当や新聞を止めな、忘れとった。でも連絡先分からへん…。郵便物も気になる。』
「そうですね。エンディングノートに連絡先を書いてあるから止めますね。新聞がたまってたら不用心ですもんね。郵便物も引き揚げておきますね。」
エンディングノートは亡くなった後の事だけでなく、日々の生活に関することも書く欄があります。ゆえに、エンディングノートは死後だけでなく普段から活用できるんです。つまり、エンディングノートは信託であり家族への引継ぎ書なんです。
尚、子どものいないおひとりさまにとっては、エンディングノートを書くことも重要ですが、その想いを託す人=身元引受人を見つけておくことが重要です。それがおひとりさまの終活です。
2022年が始まりました。終活の第一歩であるエンディングノートを書いてみませんか。